tsuyukusa's blog

心理学あたりのあれやこれや

保養所で

ずっとここのPWが分からず、利用できていませんでした。そもそもどのメアドで開設したかが分からず、近頃はてなのサービスセンターに問い合わせてようやく分かり、そこからもメールが迷惑メールに自動振り分けされていたりでやや手間取りましたが、ようやく入れました。

 

昔、ICUや東大の授業での質問一括回答に使っていたサイトなのですが、一年間の在外研究から戻り「在外日記」というタイトルからは状況が変わったので、こちらのブログでときどき日々の雑感とか書きます。

よろしくお願いいたします。

 

さて、TY大の箱根保養所に来ております。のんきに3泊4日も温泉付き施設で過ごすことができる幸いで、台風もここでやり過ごしているうちに関西方面はたいへんなようで、電話で実家確認やらして、週末にはグルダイで神戸に行く予定でおります。必要そうなら片付けなどもする予定。

 

さて、いつもやっていて気づくあれこれもあり、いろいろ学期準備やたまった仕事で忙しいこの時期、息子の研修合宿期間を利用して箱根に行こうと連れ合いが言い出した時は、いやいやそれはまずいだろう、何で?!と思ったのですが、年来そういうときは言うことを聴く約束になっているので、まぁなんかいいことあるかもと思い来たわけです。

 

確証バイアスかもとよく思いつつも、自分の視点からは見えない事態について、連れ合いは勘がよいので、あとでそうかそうなっていたのか、それでかと理由や利点に気づくことも多いのでとりあえず言われたことをやってみるという方法で30年間おります。だいぶ途中で抵抗や大喧嘩も含めてではありますが(たいていこちらが屈服する)。

 

さて、夏の間、連れ合いもだいぶ体調悪いし、まだ手のかかる息子の日常的な世話にも疲れ果てるわけですが、家で休むという手があるはず。

 

しかし、来てみてわかったのは、家だと結局、庭の手入れしたり、日々洗濯、掃除したり(私もするが)、二階建ての家で上がったり下りたり、日々に何度となく、往復したり(つれあいは今足を痛めている)、結局、足が治らないわけです。

 

ここ保養所では家事がなく、のんびりと休め、温泉に入ることができ、余計な作業をしないですむので、確かに本当に養生することができるのです。それで、つれあいは香道の毛筆を練習しております。

昔子どもが小学生の頃、よくここの保養所を利用しましたが、正月に来て、学校の宿題の「書初め」を何枚も練習して書きまくっていたのを思い出します。こういうのは家でやるとスペースも必要で大騒ぎになるので、スペースの広い旅館というか保養所で半紙を広げてやるにはぴったりです。今回は小さい半紙で済んでますが。

 

それで、実際自分も仕事を研修室でしていたら、普段よりも早く効率的に論文も書け、査読も進み、本も読めるというわけです。

 

ただ、こちら今回の目的は足を痛めているということもあり、箱根はいつもさんざんうろついていたから今更珍しくもなく、観光のつもりはほとんどなく(宿から芦ノ湖が見えているので十分景色を堪能)、籠っていればいいのですが、4年前からゴルフ場から転じてこの保養所の管理をしているという年配のおじさんは、こちらが活動的にでかけないことを案じて、台風が来ている間は誰もがやむをえない状態だったわけですが、一応晴れた(しかし強風は吹いている)この状態で昼飯も(今日は晩飯も)注文をしていない状態で宿の部屋にとどまり続ける行為が不思議のようで、どうぞお出かけをと盛んに言うから、2時か3時くらいになったらまぁ出かけて、食べ物買ってきていいと思ってたけどどこかで夕食済ませて帰ってくる方がいいかなと案じているところです。

さてさて。