tsuyukusa's blog

心理学あたりのあれやこれや

人違い!?【図書館戦争?】

昨日、結局ポロシャツは乾かなかったので、乾かない濡れたままファミマまで着ていって、そこでTシャツとおまけにYシャツも販売されていたのでそれを購入してなんとか無事電車に乗って家に帰れました。買い物帰りにちょうど雨が降り出して、「濡れてもいっしょだ~」とちょっと笑えましたが。

 

さて、今日も今日とてまだ授業開始前に熱心に出校しております。

書き上げた~と言っていた論文ですが、それはほぼほぼであり、あとちょっと問題部分の文献を整理して、表をきれいにしてと残っています。こういう雑事的清書がまぁ時間かかるもので本当はそれを終えてこそ「書き上げた」と宣言すべきものですが、あまりあとは頭を使う作業でもないので軽視しておりました。しかし、簡単だぁと思っていた問題部分の整えですが、意外に注意深く見ると怪しい記述、不確かな記述があり、それを正当化する文献が意外に見つからないということで手間取っているのです。こんなんじゃ研究者としてダメダメですね。精進します。

 

夏の間に借りていた図書を車で来た一昨日、ブックポストに放り込んできたのですが、それで全部なのか一応軽く確認する気持ちで校舎に入り際一階の図書館カウンターで確認しにかかったら、面倒な事件に!

 

自分の身分証の磁気情報を図書館の人がすってみたら、違う人の名前が!!!

 

これまで図書の借り出しはすべて自動借り出し機を使っていたのですが、最初と最後に変な名前が出るのは気になっていました。最初出たときはあれ機会に前の人の情報が残っているのかなとスタート画面を見ていて、再三借り出すとなんとなくそれが「同じ人」の名前に思えてきて???と思っていたのですが、たいていその瞬間は両手でいっぱい本を抱えているので一刻も早く研究室に戻りたくて、カウンターで確認しようとは思ってませんでしたし、まさかという意識もあったのです。

 

しかし、実際今回判明したのは、驚きの事実。この「違う人の名前」ではまだ返却されていない書籍が数冊(よりはちょっと多い感じ、具体的には書かない)あると。当然個人情報??なので、カウンターは口頭でさえそれはどの本とは言わないということで、

「わたしがその個人じゃん」と思うのですが、この段階では、これがアメリカならこれこそFBIマターでは!!(笑)(補足:ペンシルベニア州では新着の客員研究員も全員、過去のデータに児童虐待の記録がないこと、それにまつわるWeb質問に回答を入力することが義務付けられ、そのために学内でのFBI出先機関(郵便局)で両手の指紋を採取する手続きを施行して後日FBIから書面通知で「おまえは大丈夫なやつだ」という証明書が逗留住所に郵送されてくる(居宅に正しく住んでいることの確認にもなる):前のブログで詳細報告すみ)

 

なぜならそこに現れた名前をあとで研究室で検索するとなんと教員ではなくて、理事のお方だったのです! おれは理事の個人情報をスキムなんてしてな~い!w

 

そのあともろもろで図書館の人が妙に謝ってきたりで、なんとなく自分の借りているものはもうなさそうとわかったのだが、一方で見えてきた懸念は「私以外」にもこの磁気情報になっちゃっている人がいるということ!!

 可能性としては同時に今年着任した何人かあるいは全員の社会学部教員の教員証がこの〇〇さんの名前、情報になってしまっていると。

 これは、もう教員「証」、身分「証」になっていないですよね(笑)!

 

まぁTY大は出勤時のタイムカード的スキム(スライド)もなければ、授業時の出欠マシンもないから、図書館での入退室以外に使ったことないんで(もし某大学のようにクレジット情報ありだったらたいへん!)今頃見つかった(自分以外は見つかっていない!!)ということがわかった。

 

図書館からの連絡で人事課は対応したのか、あるいはすでに数日前に別の教員からこれが発覚したのか、驚いたことに人事課に出向くと、はいこれ新しい教員証と、用意がされていて(箱に数枚入っていることを目視)すぐ交換してくれた。少なくとも社会学部の何人かの新任教員に同じことが生じている模様で、「連絡かけてます」と事務職員は言っていたが自分には連絡来ていないから昨日か今日か(そう簡単にホテルの入室カードみたいに即座に作成できるのか謎だが)に発覚してすぐに用意したのだろうか?こういうの外注している気がするから、気づいてから1,2週間しないと日本国の効率悪い仕事ペースだとすぐ発行されない気もするのだが。

 

という驚きで自大学の総務的なミスをこんなところにあげるのは憚られることかもしれないが、まぁミスというのはつきものだし、深刻なこと(起こる可能性がわからないが)が生じる前に全員交換されるならいいのではということくらいだ。図書館、人事課の考察ではその理事さんが今それらの本を借り出している可能性は極薄であり、何人かの教員に今分有されているのではないかという見込みのようであるね。

 

個人が読む本、それは根本的に個人情報。読書、図書館利用の自由、蔵書の質は文化と自由社会の根本。図書館戦争はそのことを大きく描いてくれている。

(今回なんか私は日本で暗躍する海外犯罪グループ!みたいな本を借りていた、怪しすぎる・・・w)